舞台・ステージ動画撮影テクニック 設定編①【動画/撮影/編集/テクニック/東京/埼玉/神奈川/千葉】

舞台やステージを自分で上手く撮影するためのテクニックはカメラワークではありません、
実は設定なのですということで、
今回はカメラの基本設定についてお話しします。

機械は苦手で、という方もご安心を。
あくまでも、自分で撮影するのに必要なことのみをいくつか覚えればよくて、
それ以外の難しい余計なことは無視で問題ないのです。

①撮影のモード
ここ10年以内のカメラであれば
撮影モードに関しては大きく3つです。
(メーカーによって表記が多少違う場合もあります)
AVCHD
XAVC
4K

AVCHDというのは最初にHD(ハイビジョン)というものができた時代のシステムなので、
今となってはちょっと色々追いついていない部分があるのでもう忘れてください!と個人的に断言します。
今一番重要なのはXAVCです。これを選んでください。
4Kは後3年ぐらい経ったら覚えましょう。

これに1920✖︎1080とか30p、60pなどが組み合わされるのですが、 この数字は画面サイズと思ってください。
基本HDと言われるものの基準が1920✖︎1080です。
この1920✖︎1080以外の組み合わせは忘れてください。
4Kと同じく今は必要ありません!

30とか60という数字はfpsと言って
1秒間に何コマで撮るかという意味です。
1秒は30フレームという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。 テレビなど通常の映像は1秒間に30枚の写真で作られているとイメージしていただければわかりやすいです。
ですが最近では60pという1秒間に60枚、つまり通常の倍の枚数で構成する動画が撮影できるのです。

*29.97とか59.94とかいう数字が稀に出現しますが、
30と60と同じだと思っていただいて構いません!
こういう細かい事を覚えても大した意味はないので
一般の方は最初は気にしないで良いと思います。

以上、長々と説明しましたが覚えてください!

XAVC  1920✖︎1080 60p 

これだけです。これとピッタリ同じものがなければなるべくこれに近いようなものを選んでください。

XAVCの60pにすることでのメリットです。
画質も綺麗ですし、後からサイズを変えたり、スローをかけたり、
色などを調整するのも、格段に優れています。
撮影テクニックの際にお話しした、カメラワークで失敗するよりも、
編集で仕上げの際に色々できるというのは、 こういった設定で収録しているからこそです。
デメリットはデータ量が多くなるので重いということだけです。
SDカードなどに収録できる時間が違ってきます。
AVC HDの約半分の時間しか収録できません。

とは言っても64GBあれば160分収録が可能です。
1枚7〜8,000円していた昔と違ってSDカードかなりお安くなりました。64GBで1,000〜1,500もザラです。
であればSDカードを買ってXAVCで収録しましょう。

こんな感じで設定に関してはあと2〜3
お話ししたいことがありますのでまたの機会に!