舞台、映像制作のプロが教える撮影から編集までの基礎知識 撮影編②SDカードは何を買う?

X-AVCの収録形式で部隊や演劇、ライブや発表会
などの撮影を行う前提での SD カードの選び方について。
複数台のカメラで収録する際にもぜひ覚えておいていただきたいです。

注意すべきはSDカードに書いてありますHCとかXCという表記です。
X-AVCで収録するには64GB以上でSDXC という表記のものを購入してください。
以前は1枚7〜8,000円していたのですが、最近はグッと安くなって、
千円台もザラにありますのでそんなにハードルは高くないかと。
極端に安いものは怖いですが、なんとなく聞いたことのあるメーカーで
口コミ評価などを参考にすれば大丈夫かと思います。
日々安くなっていく傾向にあるので 都度サイトなどで価格はチェックしましょう。

ちなみに、カメラによってはSDカードではなく、
マイクロSDという一回り小さなカードの場合がありますので こちらも要注意です。

ネットなどを見ていると、 同じもので価格が何倍も違うものがあります。
これは何でかと言えば、よく見ると
国内とか正規品、海外、 並行輸入、海外パッケージというような表記があるからです。
一般的に国内で生産されているもの、正規品が高くなります。
海外が一番安いのですが、稀に不良品や詐欺まがいのものもあるようです。
私は中間の海外パッケージのものをよく使いますが、
今のところ問題があったことはないです。

あとはデータの転送速度とか色々な数字が書いてありますが、
一般の方はあまり気にする必要はないかと思います。

一応、クラスという表記がありまして⑩というようなマークがあります。
これは転送速度を表しています。
もちろん高いに越したことはないのですが、
今はほぼクラス⑩になっています。

SDカードが安価になったことで、 イベントを複数台のカメラで撮影する
といったこともグッとハードルが低くなったと言えます。