2021.05.30

3分でわかる映像ミニ知識Q&A
<編集・仕上げ編>DVD・Blu-rayを作りたい方へ

配信がこれだけ身近になってもやはりDVD、Blu-rayとして形に残したいと思う方は多いです。
販売したり、記念に配ったり。
でも、一体いくらするの?どうやって作るの?とお悩みの方向けの記事です。

まず、一番知っておいていただきたいのが
DVDは画質・音質としては良くないですよ!ということ。
これ結構勘違いされている方が多いのですが、すごい乱暴な言い方をしますと、
DVDはHD(ハイビジョン)ではなく、SDです。Blu-rayでないとHDは表現できません。
作るにあたっては、値段はBlu-rayの方が高くはなりますが、そこまで大きな差はないと言えます。

DVDを作ろうと思った時に決めなくてはならないこと
何枚くらい作るのか? 
メディアは何を使う?
 これはDVDのお皿です。国産のものあれば海外製もあります。信頼度とコストのバランスですね。
 後は盤面印刷に強い・キレイとか、色々あります。
盤面印刷をどうするか?
 DVDのお皿にタイトルや写真などを印刷するかどうか。
ケースをどうするか?
 不織布、紙、透明のプラスティックケース、販売では一番一般的に見るトールケースなどです。
 トールケースにするとジャケットの印刷にも費用がかかります。
 売り物としては紙や不織布ではちょっと。。。
 という方にお勧めは、透明のプラケースに盤面印刷です。
 これだとジャケット印刷は不要ですし、ケース代も安価でコスパとしてはいいと思います。
包装をどうするか?
 売り物ですとビニールでのキャラメルパッケージが一般的でしょうか。
⑥後は主に販売用の場合ですが、DolbyやBlu-rayといったロゴなどの表記や
 音楽著作権の処理に関する表記も厳密には必要になりますので、
 その辺は業者さんに問い合わせていただく方が良いかと思います。

後ひとつ、DVD制作にあたって避けては通れないのがマスターです。
実は一番金額に差が出る所、
費用がかかるのがこのマスター(原盤)を作ることです。

オーサリングと言われますが、DVDの原盤を作ることと考えていただくのが良いかと。
どんな映像をどんな風に収めて、どんな命令をするとどんな動きをするか?
メニュー画面やチャプター分けなども設定できます。

これが一枚あれば、後はそれをコピーして量産するのは大した金額ではないのです。
ハッキリした金額は日々変わっていくので、ご自身でご確認いただきたいですが、
オーサリングは収録時間にもよりますがおおよそ5万〜8万円ぐらいが相場でしょうか。
で、コピーは1枚2〜300円ぐらいなものです。
その他③〜⑤で仕様を入れても500円前後と思っていただいて良いかと思います。
分かりやすさ重視で本当に大雑把に説明しますと
<50枚作る場合>
オーサリング50,000円として、DVDが500円×50枚で25,000円、合計が75,000円となり
一枚あたりの単価はおおよそ2,500円となります。
う〜ん2,500円以上で売って売れるかなあ?と悩むところですね。

<300枚作る場合>
オーサリングに50,000円として、DVDが500円×300枚で150,000円、合計が200,000円となり
一枚あたりの単価はおおよそ666円となります。

さらに1,000枚というような単位になってくればコピーではなく、プレスで…
ある音楽プロデューサーが仰っていました。
「CDやDVDなんてのはね、3,000枚超えたら札刷ってるみたいなもんなんだよ!ガッハッハ」と。
「海外の高価なスタジオに半年こもってレコーディングしようともね」と。
もちろんCDやDVDが飛ぶように売れた時代の話です。

話を元に戻して、最後に重要なポイント注意点です。
⑦DVDかBlu-rayか?両方作るか?
 こちら、「いろんな方の事情に合わせて両方欲しいわね」と言われる方が多いのですが  
 オーサリング費用がそれぞれ別にかかるのです。
 単純にDVD、Blu-ray両方を作るとオーサリング費用は2倍です。

あと、皆さん見落としがちなのが、
サイトなどで調べていると、よくメチャクチャ安い!という所がありますが
よ〜く見ると「マスター支給のこと」と条件に書いてあります。
つまり、「オーサリングは自分でやれよ!コピーだけはしてあげるけど」ってことです。
先ほどの50枚の例で言えば、「DVD50枚で25,000円!」ってサイトに載ってるわけです。
わ〜安いわ!一枚500円じゃない!と飛びつくと、マスター送ってくださいと言われて
「え?何すかマスターって?」となって終わります。

オーサリングはパソコンに明るい方なら自分でもできます。
ソフト自体も1万円ぐらいからの値段でそこそこ使えるものが売っています。
私でも出来ますので、以前はサービスでお渡ししていたこともありました。
が、そもそもDVDというものをあまり信用していないので
仕事としては責任が持てないので現在は行っていませんが、
提携の業者をご紹介いたしますのでお気軽に相談ください。