今回は特にお問い合わせの多いDVDのお話を。
過去に何度かお話させていただいたのですが、改めてまとめてみたいと思います。
わかりやすさ重視で細かい表現や説明は簡略化しておりますので
ご了承ください。
<Blu-rayとDVDは違うもの>
みなさん誤解されるのがDVDは最高画質で音もいい!
ということです。これは昔カセットテープからCDに変わった時のような感覚で
VHSなどのビデオテープからDVDになった!すごい!
という20年前の感覚で止まってしまっています。
実はDVDの画質はSDであまり良くないです。
YouTubeは無料でHD(古い表現だとハイビジョン)も見れますので
単純にYouTubeの方が綺麗です。
HDを再現するにはDVDではなくBlu-rayにする必要があります。
<原盤制作>
実際、Blu-rayとDVDでは作るにあたってどのくらい金額に差があるか?
というと、倍とか、そんなに大きな差はありません。
1.2〜1.5倍もいかないくらいと思います。
ですが、両方作るとなると倍になってしまいます。
それはオーサリングとかマスタリングと言って
原盤を作るような作業が必要になるからです。
実はこのオーサリングが1番お金がかかるところで
原盤を作ってしまえばそれをコピーすることは
大した金額ではないのです。
では簡単に料金の目安をシュミレートしてみましょう。
1時間半の舞台をDVD100枚にしたいとします。
(金額は一般的な相場で、変動いたしますので実際の金額はお問い合わせください)
オーサリング費用は90分として一般的に5万円〜8万円ぐらい
と思われますので仮に6万円とします。
で、コピー代金が1枚につき同じく仮に300円とします。
すると6万円+3万円で9万円というベースが見えて来ました。
これに細かい、盤面印刷、メニュー画面、ケース、ジャケット印刷、
包装、などをどうするか決めなくてはなりません。
次回はこの続きから解説いたします。